「フレアー加工」
パイプの端部を接続のために円錐状に広げる加工でありますが、
非常に古くからある技術であり、尚且つ多くの分野で未だに使われております。
当方では先日記事にした「ガス器具の種火(パイロット)」用の導管として『4㎜Φ真鍮パイプ』の端を拡げて配管接続する為に行います。
しかも、真鍮はそのままでは硬過ぎるので、
「焼きなまし」というこれまた原始的な工程を経て柔らかくしてから、やっと「フレアー」の作業が始められるわけであります。
元々は、正直言って大嫌いだったのですが、最近そうでもありません。(笑)
「始めにこの方法を考えた奴は天才かもな。」などと考えながらやると、あまり嫌にならないんです。
そういうことが多いんです、歳のせいですかね。
それとも原始人だから、原始的な作業が合うのかな。