規格外

こんにちは

吾嬬製作所(あづませいさくしょ)の自社開発製品・取扱製品の情報サイトです。

駅前

昨日も川口市内で研究会(詳細はまだお伝え出来ないが)があり、
私の参加する「GS法人」が標榜している「直接的に対応した具体的で結果につながる企業支援(机上の論理だけではない本当の支援)」実現の為、
画期的な新製品開発を目標とし正に現場でのメンバー各人の技術・知識を集結した研究が行われた。

先週は1日間違えて前日に行ってしまい、ビールをご馳走になって殆ど働きが無く帰って来た訳だが、
毎週間違える程のバカではない、今日はちゃんと参加し一応メンバー?の一員という顔をして無事終了することが出来た(謙遜である)。

しかも、今日は私にしか出来ない課題を仰せつかり、次回までに解決・完成しなければなければならないのである。(@_@)
正直、本業もこのところ忙しいし大変だな~と思う部分もあるのだが、
大変で出来そうにない事をやるのが努力であり、出来ない我慢をするのが我慢である。
それが出来ずに、口先だけでその場逃れをしようとすれば、やがて件(くだん)の大風呂敷の輩と同類と成り果ててしまうであろうから、何としても期限まてに形にして完成させることに注力することとする。

ということで、研究会の終了後にはいつものようにビールで反省会となり、暑さがぶり返したこともありさすがにビールが美味かったが、
何もせずにご馳走になった先週のビールより、一応働きが有った今日の方が気分も良く美味かっただろうと問われれば、
『不思議と味は同じである。』 同じビールの味なのである、これ不思議。(笑)

というわけで根暗な独楽助ではあるが、中ジョッキ6杯程の生ビールでほんのちょっとだけ楽しく、
しかし笑顔に慣れない私は多分『傍目には怒っているのか笑っているのか分からない様な、ちょっと気味悪いニヤケ面』で帰宅の途についたのである。

この帰りの電車の中でふとある事実に気付いた。
最近、多分気のせいだろうが綺麗な女性が多くなったような気がしていたのであるが、
この時も対面座席にずらりと並んだ美人の列、思わず拍手をしてしまいたくなる程であった。
しかしちょっと待てよ、世の中の男たちは『生地をケチったような窮屈そうなスーツを着て、皆尻を突き出して歩いており、昔より格好良くなっているとは到底思えない。』 のに何で女性だけが綺麗になるのか?

そこで、色気なんぞと言う邪念を捨てて端から一人づつ冷静に観察してみると、ほぼ均一に美の規格内に収まった「所謂美人」ばかりだと思っていた一団が、
決して一枚岩ではない(?)ということに気付いた。

「目がちょっと小さい」「目がちょっと離れている」「目が垂れている」「ちょっと顔が大きい」「鼻が大きい」等々。
揚げればかなりの指摘ポイントが数えられる。 しかしそれでも綺麗に見えるのはなぜだろう?

ペインティング技術の向上? つまり化粧の質が上がったせいかもしれない。
不況による本業の苦戦の穴埋めの為か他業種の多くの大企業が化粧品業界に参入し、その中には画像表現を本業としてきた企業も多く有るようであり、
ただの素人の私の憶測ではあるが『化粧による顔の美の表現法』が格段の進歩を遂げたのであろうと納得した。
旧態依然としていた化粧品業界に、規格外の新技術や思考が参入した結果であると思う。

そんな妄想をしている内に私の最寄駅に到着。 乗ってきた自転車に乗って帰ろうと改札から出ると、外はかなり激しい雨足 。
止む無く妻に電話し、車で迎えに来てもらうことに。

雨の中で待っている間にチョット考えてみた、やはり美しさは決められた定義だけで決まるものではないということを。
それぞれの個性に光る部分は必ずあるし、その光るものには勿論内面的な物も含まれる。
人それぞれ求める美しさも違う・・・・
迎えの車が来たので、車中で妻の光る所を探しながら家路につくとしよう。

皆さんに誤解して頂きたくないのは、決して女性差別的な事を言っている訳ではない、ただ自分の事は棚に上げておこがましくも男女問わず他人様の事を冷静に観察し評価・評論しているだけなのであります。m(__)m

私の顔は正直「美の規格外」である。 上に規格外なのか、下に規格外なのかは皆さんのご想像にお任せする次第であります。
私を知っている方は笑わない様にネ。